こんにちはノッポです。
薪ストーブの燃料の薪を集めるときに、原木をカットするのに嫁のお義父さんから「makita」の電動チェンソーを借りてカットしていましたが、そろそろ自分専用のマイチェンソーが欲しくて探していたら…
丁度いいのを発見!ってか安すぎる!
「BANGGOOD(バングッド)」という中国のショッピングモールの通販サイトで60ccのエンジンチェンソーが
2万円!!(正確には2万円いっていませんドル表記のため)
日本のメーカーでこのパワーのチェンソーを購入しようと思ったら10万円は超える代物!!
とりあえずこの商品をしらべてみたらYouTubeの使用レビューの動画もかなり絶賛していて、バングットのサイトのレビューも星5つと、かなりの高評価だったので…
2万円でこのスペックなら最悪壊れても諦めがつくと思い、勉強もかねて購入することにしました。
しかし…
人気が高くて在庫切れ(泣)
入荷を待つこと一ヶ月!ようやく在庫有りのタイミングでサイトを閲覧できたので即購入!
さっそく使ってみたのでレビューしたいと思います!
仕様
【商品】 チェーンソー 【エンジン形態】 2ストローク強制空冷単気筒ガソリンエンジン 【排気量】 62cc 【最大速度】 13000r/分 【力】 4.0KW 【ガイドボードの長さ】 48cm 【燃料】 93# 【ガソリンとエンジンオイルの混合比】 25:1 |
商品到着&開封
商品到着!!注文してから2周間ほどで届きました。
外国からの長旅で揉まれてきたせいか、箱はボロボロ(笑)
まぁ中身が無事なら全然オッケーと思いつつ、いざ開封!
中身を広げてみたらこんな感じ、
組み立てるための工具や、混合オイルを作るための容器など付属品も充実していてまぁまぁ…
…ん?んん????
ハンドルのグリップ部分に発泡スチロールが熱で溶けてこびりついている!!
しかし爪でカリカリしたら取れたのでセーフです(笑)
ガイドボードは48cmと太い木も切れそう
ガイドボードは48cmもあり排気量も60ccあるのでかなり太い木も切れそうです!
今回は栗の木を切ったのですが、小さな木だったのでこのチェンソーのスペックを十分に調べられませんでした。
また大木を倒木する機会があったらレビューします!!
組み立て方
カバーを外す
いざ組み立てていきます!!
画像のチェンソーはもう使用したあとなので木屑などで汚れていますが新品はちゃんと綺麗でした(笑)
まずカバーを外すのですが、大きな六角ボルト2つだけで留まっているのでこの2つを取れば簡単に取り外すことができます。
スパイクを装着
原木とチェンソーを固定するための「スパイク」を装着します。
ツールの中から上の画像のギザギザの金具と六角ボルトを2つ選び、
上のチェーンの横にある2つの穴に固定します。(まだチェーンは取り付けません)
付属していた六角レンチでしっかりと固定しましょう。
ガイドバーとチェーン(ソーチェン)を取り付ける
最初にカバーが固定されていたボルトの所に、ガイドバーの溝をはめ込みます。
そしてこれが付属されていたチェーン(正式名称はソーチェン)
しっかりしていてとても2万円のチェンソーの付属のチェーンとは思えませんでした。
ちなみにチェンソーの刃は右回りなので、刃は矢印の方向に向くようにセットします。
まずエンジン側のほうからチェーンを掛けていき、
そしてガイドバーの先端の方に向かってチェーンを掛けていきましょう。
このときはチェーンが緩んでいてもオーケー!
カバーを取り付ける
ガイドバーとチェーンを取り付けたら、カバーを元通りに取り付けるのですが、
この時チェーンのたるみを調節するために、上の画像の赤丸の突起部と穴が合うように取り付けましょう。
赤い矢印のところを付属のドライバーで回すと位置を調節できます。
カバーを取り付けたら六角ボルトで元通りに固定していきましょう。
ここではまだチェーンのたるみの調節はしていないのでボルトは締め切らないで、付けておくだけにしておきましょう。
チェーンのたるみの調節
ボルトを仮締めしておいたら、チェーンのたるみの調節をしましょう。
時計回りにドライバーを回すとチェーンがきつくしまっていきます。
チェーンの張り具合は、手でチェーンを引っ張って動かせるぐらいにしておきましょう。あまりきつく張りすぎても回転しない原因になります。
逆にゆるすぎると作業中にチェーンが外れてしまう原因になるので、チェーンの張りはこまめにチェックするようにしましょう!
チェーンの調節が終わったらカバーのボルトをしっかり締めて、ガイドバーとチェーンの装着は完了です。
チェーンソーオイルを入れる
次はチェーンソーオイルを入れていきましょう。
ガイドバーの付け根のところにある蓋を回して、オイルを入れていきます。
溢れないように目で確認しながら入れていきましょう。
オイル供給の調節
今度はチェーンにオイルを供給する量を調節します。
チェンソーをひっくり返すと裏に「CHAIN OIL」と書かれた箇所があります。
その下の赤い丸で囲った所に、小さなマイナスドライバーを差し込める溝があるので付属のマイナスドライバーで調節します。
MAXとMINの表示があり、左に回せば多くチェーンにオイルが供給され、右に回すと少なくなります。
ちなみに付属のマイナスドライバーはちょっと回したら一瞬で壊れました(笑)マイナス一点です。
混合オイルをいれる
チェンソーに使う混合オイルは混合比25:1で作ります。
ガソリン25に対して2サイクルエンジンオイルが1になります。
これも溢れないように目で確認しながら注いでいきましょう。
これで組み立ては終了です!
エンジン起動
ストップスイッチをうえに上げてチョークを引く
いよいよエンジンを起動していきましょう!
まずはストップスイッチを上にあげます。
そしてチョークを引いたら準備完了!
スターターグリップを引いて初爆を起こす
本体を下に置いて足でおさえてスターターグリップを引きます。
4~5回引くと「ドゥルン!」とエンジンから音がするはずです。そーしたら初爆が起きてエンジンの準備は完了したということです。
チョークを戻してスロットルトリガーを握りエンジンをかける
引いてあったチョークをもとに戻して、スロットルトリガーを握りながらスターターグリップを引きます。
最初はエンジンが掛かりづらいですが、エンジンがかかるまで何回か引きましょう!!
これで商品到着から組立からエンジン起動までの流れは終了です!
まとめ(感想)
このチェンソーが届いてから、薪割りの斧で割れなかった二又の部分の切断や原木の玉切りなど、2~3時間の作業を5~6日おこなっていますが…
めちゃくちゃいい!!
2万円とは思えないパワー!ガンガン切れます!
エンジンの掛かりも良くて、2回目以降は一発でかかります。
耐久性はこれから長く使っていかないとわかりませんが、今の所問題はありません。
2万円という価格なので本体のいたるところにバリが出ていたりと雑な商品であることは否めませんが、性能的なものは国内の製品と遜色ありませんでした!!
もし壊れたとしても自分で直してみたりして、勉強するのもありですね。(2万円だと思うとガンガンいじれる(笑))
初心者の最初の一台にも、上級者の方のサブのチェンソーにも大活躍してくれるチェンソーだと思います!!!!