こんにちはノッポです。
薪ストーブを迎えるにあたって必要なのが、薪ストーブを置くための炉台です!
我が家が薪ストーブを置こうと思っているところは土間になっていて、材質もタイルでできているので薪ストーブ屋からは「炉台なんてなくても設置できますよ」と言われていましたが、私達夫婦は外観を良くするためにも絶対に設置したいと思い炉台制作を開始しました!
タイルとモルタルをくっつけるためにモルタル接着強化剤を施工部分に塗る
我が家の薪ストーブ設置場所は硬いタイルの上なのでタイルとレンガをくっつけるモルタルが剥がれないように「モルタル接着強化剤」を使用します。
使用方法は施工面に塗布して、完全に乾いてからモルタルを使用してレンガを敷いていきます。
こうすることにより密着性が増してモルタルが剥がれづらくなります。
レンガを水に浸ける
レンガは施工する前に必ず水に浸して、レンガに水分を吸収させておきましょう。
その理由は乾いたままモルタルでレンガを積み上げていくと、モルタルの水分をレンガが吸収してしまって、モルタルに必要な水分がなくなって硬化不良を起こしてしまうからです!
なので最低でも1時間ぐらいは水につけてから施工を始めましょう。
モルタルは(セメント:1/砂:3)の割合
モルタルを成形するセメントと砂の割合はセメント:1に対して砂は3程度が目安となります。
そこに水を入れていくのですが、水の量はモルタルで山を作って崩れない程度の水を入れていきます。
施工中に乾いて固くなってきてしまうので、その都度水を入れながら調節してレンガを積み上げていきましょう。
水平を取りながら炉台の台を敷いていく。
自分が設置する薪ストーブの大きさと煙突の通る場所を計算して、薪ストーブの置かれる場所を割り出したらいよいよ施工開始です。
薪ストーブを置いた時にちゃんと平行に置かれるように、レンガの一つ一つの平行を取りながらモルタルの上に並べていきましょう。
まっすぐの板を用意して、それを敷いていくレンガ同士の上に置いてそこに水平器を置いて合わせていきます。
薪ストーブを乗せるところなのでここは慎重に合わせていきましょう。
炉壁を積み上げていく
ここで我々夫婦は一つの失敗に気づきます。
「下の炉台の目地が広い!!」
もっと細いほうが見た目的にもシャープでカッコいいのに(泣)しかしもう戻ることはできないので壁だけでも細くしようと切り替えました(笑)
本来なら炉台と壁の間には隙間を設けて、低温炭化による火災の防止をするのですが、今回導入する薪ストーブが「ヨツールF500」なことと後ろに遮熱板を設置するということなので、隙間は作りませんでした。
もし炉台を作ろうと思ったら自分が購入する機種はどういった仕様になっているか薪ストーブ屋に聞いて相談してから作りましょう。
そして炉壁を積み上げていく途中で転倒防止のためにL字の金具を壁に打ち込みレンガの目地の隙間に忍ばせておきます。
これを炉壁の四隅の4箇所に設置することによって地震などの時に炉壁が崩れるのを防止することができます。
埋もれた目地を掘って立体感を出していく
これは多分ど素人の我々夫婦だけなのかもしれませんが、施工している時にモルタルを多く盛りすぎて目地がレンガをはみ出してしまい見かけが汚くなってしまいました(泣)
なので終わったらはみ出した部分のモルタルを指でホジホジと…
そしたらとってもいい感じになったので一安心(笑)
きっと上手い人は施工してる段階で出来てるんだろうな…
最後に全体のモルタルを拭き取って終了
最後に煉瓦についたモルタルを拭き取って終了なのですが、僕たちもしっかり拭いたつもりなのですが、それでもレンガが乾くと白っぽくなってしまいました(泣)
サンポールなどの酸性の洗剤で洗うと多少良くはなりましたが、完全に白っぽさが取れるわけではありませんでした。
でもなかなか可愛い感じの炉台ができたので今では愛着が湧いてます(笑)
これから炉台を作ろうと思っている方の参考になれば幸いです。